磯の危険なアイツを食す

磯や防波堤から釣れた魚、そのほとんどがあらゆる調理によって美味しく頂けます。

釣った魚を新鮮なうちに食べる、釣り人の特権ですね！

刺身は勿論、煮て、焼いて、出汁をとって、、どれも新鮮だと一味も二味も違います。(刺身に関しては４日目あたりが味わい深かったりもしますが、、笑)

料理に関してはまだまだ入門者となっております。笑

ところでアイゴ(バリ)って魚はご存知でしょうか？釣りをする方だと知っている方も多いかと思います。チヌよりも引きが強いので専門で狙っている釣り師さんもいるそうです。

ただこいつ、結構危険なんです。

アイゴのヒレには棘があり、刺された場合それはもうひどい痛みに見舞われます。

そもそもそんな危険なやつが防波堤から釣れてしまうのですから、

これから釣りを始める方、ファミリーで釣りをされる方には絶対に知っておいてほしいです。

アイゴを含め、磯や防波堤から釣れる魚で代表的な毒針魚を見ていきましょう。

ゴンズイ

１０～２０センチ　背びれと胸びれに毒棘　日中は岩礁域や砂泥底に潜んでいて、夜にエサを求めて回遊します。まえに、天ぷらにして食べてみましたが微妙でした笑　棘の処理をしてまで食べる価値はないかと、、

カサゴ

２０～３０センチ　見た目から毒々しい笑　刺身や唐揚げ超絶品。

そして

アイゴ

こいつもけっこうな毒々しさ笑　見た目で判断するなといいますが、いや、見た目で判断できるものは大きい笑　成魚の体長は30センチほど　斑点は生息場所や刺激によって変化するそうです。背ビレ・腹ビレ・臀ビレには毒。

実は自分も一度やられてます笑

アイゴの存在を知らなかった頃です

釣った後にヒレが当たって少し血がにじみました。

気にせずに釣りを続行しようと思ったその矢先、

........！！！！！！

痛ッ－－－－－－－！！

切れない包丁で切られたかのような激痛！！

その後、数十分痛さに耐えるはめに…

何度も言いますが、本当に痛いので十分に注意してください

三浦半島の南、城ケ島ではアイゴが釣れるのなんの

そんな城ケ島ではアイゴを持ち帰る人はあまり見かけませんね笑

今回の釣果がこちら

アイゴさんをアップで

棘を処理すると普通の魚っぽい？笑

でも美味しそうとは言えませんね笑

とりあえず捌いてみてまず一言。超磯臭い。

新鮮なはずですが、かなりの生臭さ。

そもそもアイゴの別名「バリ」というのは小便のことらしいです。磯臭さが極まってアンモニア臭に近いものを感じます。ネションベンという地方名も存在するほど。

今回はアイゴを含め、全て刺身にしました！

アイゴは写真の左手前です

あ、、、ちなみにすみません、右手前はまぐろです笑

実家で食べたので追加で買って来たものです笑 さすがに釣ってませんw

グレもチヌも相変わらず

おいしーなー！酒がすすむ！！

…いやいや今回はちがう

メインディッシュさアイゴだ

いざアイゴの刺身実食！

た、、食べれる、、全然食べれる

てか、うまいぞ

引き締まった味、でももちもちしていて上品で尚且つ淡白。

いけるじゃん！ねしょうべん、いやアイゴさん

これは皆さんも食べるべき！

調理は大変だがそれでも食べる価値はあるかと！！

後から知ったのですが、ネットの情報によると、アイゴの臭さの原因である内臓を食べる地方があるのだとか。さすがに自分には無理です。。手にも目にも染みるにおいでしたから笑笑

どなたか挑戦したら、コメントください笑笑